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【ゼロの未来】

テリー・ギリアム監督/2013イギリス、ルーマニア、フランス
351422_001.jpg



この作品にお金を使うのなら、
別の事に使った方が良いです。
逆にマニアックな方にはオススメです。




近未来の管理社会。
孤独で1人で教会に住む天才コンピューター技師のコーへン(クリストフ・ヴァルツ)は、ある電話をいつも待っていた。
しかし会社に通勤しなければならず、会社にいれば電話が取れないコーヘンは通勤が不満だった。
ある日、無理矢理、連れ出されたパーティーで、解明されていない数式「ゼロの定理」に挑むのなら自宅勤務して良い、という確約をしてもらう。
自宅勤務で「ゼロの定理」を解明しようと悪戦苦闘するコーヘンの前には、魅力的なベインスリー(メラニー・ティエリー)や15歳のボブ(ルーカス・ヘッジズ)などが現れる。





コーヘンが住んでる未来って、こんなとこです。
thezerotheorem2.jpg

とにかくカラフル。
この派手な光景は、ギリアム監督が日本に来て受けた初めてのカルチャーショックが元になってるらしいです。

コーヘンは、ちょっと変な人で、自分のことを「I」じゃなく「We」で話します。
コーヘンは「自分の人生の意味について教えてくれる」電話をいつも待ってます。
電話だけが生きがいなので、会社に出勤するのすら、ウザく思ってます。

コーヘンは会社の同僚に無理矢理パーティーに誘われ、しぶしぶ行くのですが、そこでマネージメントと出会い、「ゼロの定理」を探す代わりに、自宅勤務を許可されます。
またパーティーでベインズリーという女性にも出会います。
zero-theorem-terry-gilliam-close.jpg

「ゼロの定理」を探すため頭がおかしくなりそうになるコーヘンに、マネージメントの息子ベンと、ベインズリーがあれこれ世話を焼きます。
ベインズリーにいたっては、バーチャルリアリティの世界で、「夕暮れの南の島でふたりっきり」も味あわせてくれます。
バーチャルリアリティーの世界、谷甲州の「エリコ」という本を思い出しました。

で、まぁ、結局、コーヘンはベインズリーに本気になるんですが、ベインズリーは拒否。
なんせ彼女は娼婦で仕事でコーヘンと付き合ってるだけですから。

ベインズリーに拒否られて頑なになるコーヘン。
せっかくベインズリーと出会って、「We」から「I」になり、人生の意味が分かりかけたのに。

最後はコーヘンがバーチャルの世界に入ってしまいます。


監督は、若者は自分なりの世界の見方をみつけること、というメッセージを、この作品に込めたそうです。
監督的には集大成だそうです。

でもなー。

女が現れた。

女を好きになった。

人生の意味がわかった。

女に拒否られた。

人生がイヤになった。

にしか見えないんですが・・・・。


未来の演出も、取り立てて、「へー」という物も出て来ず、チカチカと色の洪水が溢れてるだけ。
一般には、「ファッションは景気と連動する」と言われてるらしく、不景気な時は地味な色合い、好景気の時は派手な色合いになるらしい。
この映画の世界も派手な色合いなんだけど、全然、好景気に見えないんだよなー。
ま、そんなん関係なく、カルトファンの多いギリアム監督ですので、マニアック映画がお好きな方にオススメします。

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