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【100歳の華麗なる冒険】

フェリックス・ハーングレン監督/2013スウェーデン
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スウェーデン版フォレストガンプ



100歳の誕生日を祝われるはずだったアラン・カールソン(ロバート・グスタフソン)は、なぜか老人ホームから逃げ出し、手持ちの小銭で行けるところまで、とバスに乗る事にするのだが、搭乗前にギャングに「荷物を見張れ」と言われ、その荷物を持ったままバスに乗ってしまう。
到着した場所は閉鎖された駅で、近くに住んでいるユリウス・ヨンソン(イヴァル・ヴィクランデル)と意気投合するのだが、そこに荷物を奪われたギャングがやって来て、2人はピンチになってしまうのだが。






原作はスウェーデンのヨナス・ヨナソンの小説「窓から逃げた100歳老人」。
人口950万人のスエェーデンで100万部を売り上げ、世界40カ国で翻訳され800万部を発行したベストセラーです。

この小説を、スウェーデンで監督、脚本家、プロデューサー、俳優としても活動するフェリックス・ハーングレンが監督し、本国スウェーデンでは、あの『アナと雪の女王』よりもヒットしました。

主演はスウェーデンでコメディ俳優でもあり、プロデューサー、脚本家、監督としても活躍するロバート・グスタフソン(50歳)が、青年期から100歳まで演じています。
さすがに100歳のシーンは特殊メイクで、1回につき70万円ほどかかるのを、55回行ったんだとか。
製作費のほとんどが、この特殊メイクだったそうです。
100sai6.jpg



アランの父親は革命家で、勝手に独立国家を樹立したり、コンドームを推進しようとして逮捕され射殺された人です。
その子、アランは子供の頃から爆弾に夢中になる、ちょっと変わった子供。
好奇心旺盛で、何事も受け止め、そして判断せず、成り行き任せ。
100歳になっても将来の心配なんてせず、その日の気分で生活する毎日。
そんなアランは、実は20世紀の世界の出来事の節目節目で活躍した、超重要人物だったのです。


イタリアは呼んでいる』など、本国で大ヒット、という謳い文句の映画は、たいてい、
その国の人なら爆笑だけど、他国では文化や認識が違いすぎてまったく笑えない、というのが多いのですが、これは笑えます。
そりゃまぁ、爆笑とまでは言いませんが、始終クスクスできます。

アランは、
ゴルバチョフ書記長、
フランコ将軍、
スターリン、
アインシュタイン、
オッペンハイマー、
トルーマン大統領、
レーガン大統領、
など、20世紀の歴史に登場する名だたる人達に絶大な影響を与えてます。
まぁ、それも滅茶苦茶なんですけど。

現代シーンは、ちょっとロードムービーっぽくってイイですね。
低予算なんだろうけど、爆破シーンとか、ちゃんとしてるし、CGなのかな? それなら出来がイイ。少なくとも、『ストレイヤーズ・クロニクル』みたいな脱力しそうなCGじゃありません。
象さんも頑張ってました。

個人的には悪役イェッダンを演じたイエンス・フルテン。
どっかで見たような気がする・・・と思って調べたら、『007 スカイフォール』にちょっと出てるんですよね。
この人、
空手、キックボクシング、テコンドー、カンフーなど主に格闘技の世界で活躍後、30歳までパブのドアマンなどで生計を立てていたが、俳優になると決心しオーディションを受け始める。演劇の教育を受けていないにも関わらずその個性的な風貌で数多く出演している。
とありました。
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フォックスキャッチャー』のように、スポーツの世界で活躍した人の中には、引退後、苦労する人も多いそうなので、こういう活躍が見れると、他人事ながら良かったなー、と思います。



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