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【うたかたの恋と墓泥棒】 ゲオルク・マルクス

1997年12月10日 初版
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ハプスブルク家が一世紀ののあいだ
ひた隠しにした禁忌(タブー)、マイヤーリンク事件
19世紀末皇太子ルドルフと
若き令嬢マリーのミステリアスな死。
「自殺」か「暗殺」か「心中」か「殺人」か・・・
30以上もの噂が飛び、
諸国を、民衆を、ジャーナリズムを揺るがした
マイヤーリンクの謎がいま、
墓泥棒によって解き明かされる!
(カバーそで部分より)





小説ではなく、ノンフィクションです。
この本はヨーロッパではベストセラーになったようですが、日本ではさすがに馴染みが薄いんでしょうね。



新聞社に勤めてるジャーナリスト、ゲオルク・マルクスの元に、1人の男が現れる所から話は始まる。

「実は、マリー・ヴェッツェラの骨を持ってるんです」
という男は、すでにいくつかの新聞社を回っていたが、気がふれてると思われ、どこも相手にされなかった。
半信半疑のゲオルクだったが、調べていくうちに、事実だと分かり、導かれるようにして、マイヤーリンク事件の真実への道を開いてしまう。


800px-欧州1914・s

1889年1月30日。
オーストラリア=ハンガリー帝国の皇太子ルドルフが、
マイヤーリンクにある狩猟館で、拳銃により亡くなった。

当初、「皇太子の死」という事実しか発表されなかったため、憶測を呼び、噂が走った。
ルドルフと一緒に、愛人のマリー・ヴェッツェラが亡くなっていた。



当時は秘密にされ、真実を知ってる者ですら皇帝との約束でくちを噤んでいたのですが、時代が変わり、マリーの遺骨が鑑定され、科学的検証に基づく結果が書かれています。

また、この作者が素晴らしいのは、マイヤーリンク事件の関係者のその後や、ハプスブルク家の子孫にまで話を聞きに行っている点です。
下手な小説より面白い内容で、訳された浅見昇吾さんの文章が読みやすく、1日で読めます。



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