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【HERO】

鈴木雅之監督/2015日本
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わざわざ映画にするほどの脚本でもない。



東京地検城西支部の検事、久利生公平(木村拓哉)は事務官の麻木千佳(北川景子)と共に、パーティーコンパニオンの女性が交通事故死した事件を調べていた。
調べるうちに、女性がネウストリア大使館から出て来たのではないか、と推測されたが、治外法権を盾にネウストリア側は捜査に協力せず、外務省からも圧力がかかるようになり、八方塞がりの状態になってしまう。






テレビドラマを見てないんで、初見の状態で見に行きました。

なんか、
ドラマ「HERO2」は、木村拓哉の意向が取り入れられ、脚本やセットにも注文をつけた結果、
ドラマの製作費が1話1億円もかかるようになった。
よって、映画で製作費を回収したい。
という話がネットに転がってました。

そう言われると、すごく納得します。
この作品、映画なのに豪華さが、ちっとも無いんですよ。



ストーリーはありきたり。

コンパニオンの女性がトラックにぶつかり交通事故死。
 ↓
トラックの運転手を取り調べる久利生。
 ↓
一方、大阪地検で暴力団恐喝事件を調べてる雨宮。その事件の重要な証言者が事故死したコンパニオン女性。
事件が関連しているので、雨宮は東京地検に出向く。
 ↓
事故現場を調べたところ、女性はネウストリア公国の大使館から飛び出したと推測。
 ↓
大使館に話を聞こうとするが門前払い。その上、外務省からも外交問題になると圧力を受ける。
 ↓
なんとか事件を調べたい久利生はネウストリア料理店に行き、大使館の職員と仲良くなる。
 ↓
しかし正体がバレる。
 ↓
困る久利生に、仲間達が協力し、ネウストリア大使館で働く者の中に、暴力団と関係してる者がいると突き止める。
 ↓
久利生、たびたび命を狙われる。
 ↓
雨宮のツテで、ネウストリア大使館の独立記念パーティーに潜入。
 ↓
久利生と雨宮は捕まり地下に閉じ込められるが、大使のおかげで解放される。
 ↓
外務省欧州局長の計らいで、大使と久利生が正式に会談できる事になる。
 ↓
大使が悪い人は処罰します、と言ってくれる。
 ↓
久利生と雨宮に進展はないまま、雨宮は大阪に帰る。
 ↓
久利生が麻木を連れて海外に捜査に出掛ける。
 ↓
おわり。



捜査の相手が治外法権の人物だとか、警察のトップ、政治家などで、捜査が揉み消されそうになる、という話は数多くあり、目新しくもなんともありません。

一見、関係ないような事件が、実は絡んでいた、という話も珍しくないです。

脚本はどこかの焼き直しレベルで、キャラクターたちの絡みは、ドラマを知ってる人には楽しめるんでしょうが、まーーーったく知らない私としてはツボが分からないまま。

あ、この人の嘘泣きシーンは笑えた。
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他のやり取りは、本当にテレビ的。


内容がテレビレベルなら、せめて役者に豪華な人を投入するんですが、佐藤浩市とイッセー尾形ぐらいで、ビックリするような大物もいません。

最後におまけ程度の海外ロケ。
マジでおまけレベルですよ。

映画『紙の月』で、吉田大八監督が、
「せっかく海外ロケしたのにシーンが短いと怒られて、付け足した」
と言ってたんで、

海外ロケまでしたら、シーンをたっぷり撮らないと元が取れない、と製作側は思ってるって事ですよ。
それなのに、オマケ程度の海外ロケ。
予告で海外の街並みが映ってたんで、海外を舞台に走ったりするんかいな、と思ってたのですが、最後に出ただけ。

ついでに予告で雨宮が「大事な話があるんです」と言って、次のシーンに久利生が振り向くシーンが続くのですが、
雨宮が大事な話をする相手は久利生ではありませんでした。



いやー、わざわざ映画にしなくても良かったですね、これ。
ファンの方だけ楽しんでください。




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