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【ハッピーエンドが書けるまで】

ジョシュ・ブーン監督/2012アメリカ
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ジョシュ・ブーン監督のデビュー作の公開。


作家のビル・ボーゲンズ(グレッグ・キニア)と息子のラスティ(ナット・ウルフ)は感謝祭の準備をしていた。テーブルには3年前に離婚したビルの元妻エリカ(ジェニファー・コネリー)の席も用意されていた。しかし元妻は現れなかった。そこに大学生の娘サマンサ(リリー・コリンズ)が帰って来て自分の本が出版されると報告した。





ジョシュ・ブーン監督が映画『きっと、星のせいじゃない』を発表したのが2015年。
世界20ヶ国以上で大ヒットし、製作費1200万ドルの作品が、世界で3憶ドル超えの興行収入を叩いた作品です。
『きっと、星のせいじゃない』は監督にとって2作目の作品となります。

このヒットのおかげで、ジョシュ・ブーンの初監督作品が公開されました。
それが、この『ラブストーリーが書けるまで』。
監督が33歳の時に撮り、脚本も監督自身が書いてます。



父親役はアカデミー賞助演男優賞にもノミネート経験がある、グレッグ・キニア。
そして元妻役は、ジェニファー・コネリー。
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ジェニファー・コネリーは良い女優さんになりましたねー。2001年には『ビューティフル・マインド』でアカデミー賞助演女優賞を受賞してます。
娘役のリリー・コリンズって、ジェニファー・コネリーの若い頃に似てます。

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(写真は若い頃のジェニファー・コネリー)



ついでにジェニファーが活躍してた同時期に人気だったのが、『グレムリン』に出てたフィービー・ケイツ。
フィービー・ケイツは育児のため、ほとんど映画には出ておらず引退状態です。
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ジェニファー・コネリーとフィービー・ケイツのちょっと前に人気だったが、ブルック・シールズ。
ブルックの母親が女優なので子役からスタートしたのですが、すごい美貌なのに演技がヘタな事、そして身長が183センチも伸びて大きくなりすぎた事で相手役が不足。今でも女優業は続けてますが、あまり仕事はなくテレビドラマにちょっと顔出すぐらいなようです。
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娘役サマンサを演じるのがリリー・コリンズ。
父はロックバンド「ジェネシス」のボーカル、フィル・コリンズ。この可愛さのおかげで人気です。
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作家の父親は、元妻と別れて3年もたつのに、元妻の家を覗きに行ったりして、本も書けない日々。
作家を目指す娘と息子には、作家には経験が大事だと言い、恋愛も、異性と寝る事も推奨している。

娘サマンサは、大学生で、自分が気に入った男と一晩だけの関係を結び、それが作家として必要だと信じている。

息子ラスティは片思い中。そのおとなしい性格に父親が心配するほど。

元妻エリカはたぶん画家。若い男と結婚している。


この4人と、それぞれのパートナーとの物語が描かれます。
いかにも、初監督作品らしく、エピソードてんこ盛りです。
家族、恋人、行きずりの相手、親子、死に行く人、いろんな形の愛がギッチリ詰まっていますし、それぞれが「良い結果」に繋がります。
ちょっと、都合良すぎるんじゃないか?と思うぐらいの展開です。

3年、作品も書かないでいるのにビーチの大きな家で暮らせる家庭。
娘も息子も20歳前後で作家デビュー出来る幸運。
そして愛してくれる人がいる。

これって生活に余裕があって、根っからの悪人が周りにいない人達の話だなー。

と思いますね。

ヤリマンだった娘は作家となりますが、
「どっかの誰かが娘とやってる映像を公開」したら、本の評価はそっちのけで、
「大作家の娘のセックスビデオ」が世界中にシェアされ、とても外を歩ける状態ではなくなるでしょう。


夫は元妻とよりを戻し、決して「若い旦那の方がアレが良かったのか」とは言いませんし、
息子は元ジャンキーの恋人が感謝祭に来ない理由は「やっぱりジャンキーに戻ったのでは?」と考えもしませんし、
娘の恋人は、ヤリマンだった事を知ってるのに問題にもしません。

という、最後はみんなハッピーエンドという作品です。
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この映画は本のタイトルや作家名がいくつか出て来ますが、なかでもスティーブン・キングは特別な扱いを受けてます。
これは監督自身がキングに思い入れがあるからです。

ジョシュ・ブーンが子供の頃、キングの作品を読むのは親に禁止されていた。
それでもキングの本が読みたかったジョシュ・ブーンはキリスト関係の本のカバーを、「ザ・スタンド」のカバーに見せかけ、こっそり読んでいた。
しかし、小細工は母親にバレ、「ザ・スタンド」は暖炉で燃やされてしまった。

ジョシュ・ブーンはその事を綴ってキングに手紙にして送ったのが、12歳の頃。
キングはそれに対して、たくさんの自著とサインと手紙をジョシュ・ブーンに送り返した。
ジョシュ・ブーンの両親もこれには感動し、キング禁止令は解かれた。



こんなエピソードがあるので、ジョシュ・ブーン監督は、キングに特別な思い入れがあり、初監督のこの作品でも、キングについて熱く語る場面がある他、
キングが電話で息子と話す、というシーンを本人がやっています。


そんなジョシュ・ブーン監督の次の作品は、『ザ・スタンド』の映画化作品、になりそうです。



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