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【ゾディアック】

デヴィッド・フィンチャー監督/2007アメリカ
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アメリカで実際にあった連続殺人犯ゾディアックの正体を暴こうとする男たちの物語。



1968年12月。
湖の畔にいたカップルが何者かに射殺される。犯人がわからないままだったが、新聞社に「自分が犯人だ」と手紙を寄越した者がいた。自らをゾディアックと名乗る人物は、殺人を続ける。
手紙を受け取ったサンフランシスコ・クロニクル紙の記者ポール(ロバート・ダウニーJr)、そして同僚の風刺漫画家ロバート(ジェイク・ギレンホール)は事件に関心を持ち、ロバートはゾディアックの暗号を解こうと試みる。






結局、いまだに犯人不明のままのゾディアック事件です。
このゾディアック事件は、よっぽど衝撃的だったらしく、以後、連続殺人の代名詞になったり、映画や小説で殺人犯のモデルになったりもしています。

映画では、ゾディアックの正体を追い続ける男たちの人生が描かれています。

監督は映像にこだわりの強い、デヴィッド・フィンチャー。
そのせいか、赤っぽい色合いがほとんどありません。
ピンクは、フィンチャーが嫌いな色なので、みつけるのも難しいぐらいでしょう。
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この作品は、
「ゾディアックを追いかけていた男たちの実話」を延々に追い続けるんで、どうしても単調になってしまいます。
どうやら、製作スタッフはこの映画にかける思い入れが大きいと見え、些細な出来事もちゃんと織り込んでいってるので、尺が長く、2時間37分もの作品になっています。

事件が起こる → マスコミの報道合戦 → まだ捕まらない

の繰り返しが多く、爽快感はありません。
謎解き映画として見ると、ラスト近くまで、ちっとも面白い展開はないのですが、
ゾディアックに人生をかけた男たちとして見ると、人間ドラマとして面白いです。



事実をひとつひとつ落とさずに描いていく方法は、どうしても単調になりがちで、そしてセリフも多くなりがち。
テレビの再現ドラマのように、多少派手な演出で繋げるならまだしも、そこはフィンチャーですから、渋い色が続くばかり。
物語に入り込めない人には、単調な話で面白くないかも知れません。

しかし、長めの作品なのに、緊張感をずっと持続できるのは、フィンチャーの実力でしょう。
俳優の演技も素晴らしく、ダウニーが地下室に誘われるシーンなど「何も起こらないけど恐怖が張り詰める」なんて、本当に素晴らしいです。
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現実に解決してない事件なので、解決せずに映画も終わりますが、
「もう1回、現代科学で調べたら犯人、わかるんじゃないの?」
という気もしました。

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