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【天使が消えた街】

マイケル・ウィンターボトム監督/イギリス、イタリア、スペイン
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ミステリーと思いきや、ただスランプになった監督がドラッグしてグダグダになるだけの映画。
見なくていいです。



2007年11月2日。
イタリアに留学で来ていたメレディス・カーチャーというイギリス人女学生の他殺体が発見された。
逮捕されたのは、ルームメイトで、アメリカ人留学生アマンダ・ノックスとその恋人のイタリア人男性。
被害者のカーチャーが可愛らしく、また犯人と思われるアマンダが美人だったため、報道は加熱する一方だった。
この事件の映画化を依頼された監督トーマス・ラング(ダニエル・ブリュール)は被害者の私生活ばかりを暴き立てる報道に疑問を持ち始めていた。






監督のマイケル・ウィンターボトムは、脚本も書き、『イン・ディス・ワールド』で、ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞しています。
最近の作品は、『イタリアは呼んでいる』。

監督トーマスを演じるのは、ダニエル・ブリュール。
『ラッシュ/プライドと友情』に出ています。
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メラニーを演じるカーラ・デルヴィーニュは、名門の上流階級出身のモデルです。
最近は映画にも出ており、『アンナ・カレーニナ』の出演を皮切りに、女優業の活動も増えてます。
まだ公開前ですが、『PAN ネバーランド、夢のはじまり』にも出ています。
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実際にあった事件です。
2007年11月2日、イタリアの大学に留学中のイギリス人女子学生メレディス・カーチャーの死体が、共同フラットの自室で発見。
死亡した日は前夜の11月1日で、凶器は被害者のノドなどを深々と切り裂いた鋭利な刃物だった。
殺人事件として捜査を開始した地元警察は、カーチャーのルームメイトで同じ大学に通っていたアメリカ人女子学生アマンダ・ノックスと、その恋人のイタリア人男性ラファエル・ソレシト、アマンダの顔見知りのコートジボワール人男性ルディ・グエデの3人を逮捕。その後の裁判を通して、グエデは殺人と性的暴行の罪で禁固16年の刑が確定。

別審理だったアマンダとソレシトは、一審でアマンダは禁固26年、ソレシトは禁固25年・
しかし、控訴審では両被告共に逆転無罪。
ところが差し戻し裁判では、アマンダが禁固28年6ヵ月、ソレシトが禁固25年の有罪判決が下される。アマンダは控訴審後に釈放されてアメリカに帰国していたため、差し戻し裁判は彼女不在で行われた。



報道は事件の真相よりも、カーチャーやアマンダの私生活ばかりに焦点を当て、今どきの女の子たちのセックス、ドラッグなどをセンセーショナルに報道し、事件に関した本もいくつか出ています。

映画では、この事件の映画化を依頼されたトーマス・ラング監督が、事件に詳しいジャーナリストたちに会うのですが、みな自分がスクープを取る事に夢中になってるような人ばかり。
この作品をダンテの神曲になぞらえて映画化しようとしているトーマス。しかし彼の意見は否定されてしまいます。

またトーマスは私生活でも、有名女優の妻の浮気、そして離婚、最愛の娘の親権問題と悩みを抱えています。

そんなトーマスはバーで働いているメラニー(カーラ・デルヴィーニュ)と知り合い、なぜか意気投合し、しょっちゅう会う事になります。
またトーマスは怪しいブロガーのエドゥアルド(ヴァレリオ・マスタンドレア)の行動が怪しいと思い、エドゥアルドが真犯人ではないかと探りを入れようとします。



とにかく事件の真相そっちのけで、
監督が苦悩したり、
監督がドラッグやったり、
監督が脚本が進まないと愚痴ったり、
監督がエドゥアルドが怪しいと思いつつお世話になったり、
監督がメラニーとつるんだり、と一体何してるんだ状態で迷走します。

結局、控訴審でアマンダたちの無罪がわかり、
グダグダしてるから映画化の企画がぽしゃり、
とりあえず妻とはちゃんと話をしよう、とだけ決意します。
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いや、監督ですし、一種芸術家なんだから悩んだり苦悩するのもいいでしょう。
でも映画の予告やチラシをみたら、普通にミステリー映画としか思えないんですよね。
そういうミスリードって最悪です。
「オッサンの苦悩」が作品の本質なら、タイトルも『天使が消えた街で悩むオッサン』とかにしていただいた方が、こちらとしても分かりやすいんですが。




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