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【ヴィンセントが教えてくれたこと】

セオドア・メルフィ監督/2014アメリカ
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北米で4館からスタートしながら、2500スクリーンに拡大したヒット作。


アルコールとギャンブルに明け暮れる生活で貯金すらないヴィンセント(ビル・マーレイ)の隣に、シングルマザーの親子が引っ越してきた。成り行きで息子のオリバー(ジェイデン・リーベラー)のベビーシッターをすることになったヴィンセントは、オリバーを連れて酒場や競馬場へと連れ回し、ろくでもないことを教え込む。
ヴィンセントは、転校生でいじめられていたオリバーにケンカの勝ち方を伝授し、ふたりの距離が縮まっていくことになる。





脚本、監督、製作はセオドア・メルフィ。
広告ディレクターとして活躍しCMを100本以上作り、その後、短編映画で数々の賞を受賞しています。
この作品が大ヒットしたので今後、長編映画の仕事が増えそうですね。



主演ヴィンセント役はビル・マーレイ。
即興劇団で俳優業を始めた人で、不良中年オヤジ役は得意なところです。
最近では、『ダージリン急行』『グランド・ブタペスト・ホテル』なんかに出てます。
この作品は「ビル・マーレイ最高傑作」と言われてます。
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オリバー役にジェイデン・リーベラー。
日本未公開のクリス・エヴァンス主演の『Playing It Cool』にクリス・エヴァンスの若い頃を演じたのが映画デビュー。
この作品で賞をいくつか受賞したので、今後の仕事も続いてます。
本人は映画監督志望ですが、男前になりそうなので、俳優業も辞めないで欲しいですね。
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オリバーの母親マギー役はメリッサ・マッカーシー。
『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』や『ハングオーバー!!! 最後の反省会』などコメディな演技がうまいんですが、今回はシリアスな母親に徹してます。
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ストリップダンサー、ダカ役にナオミ・ワッツ。
アカデミー主演女優賞ノミネート2回。
最近は、『ダイアナ』、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 』に出てます。
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オリバーが転校生としてやってくるのですが、人種も宗教もさまざまな生徒がいるクラスで、カトリックの教師は、「聖人」の話ばっかりしています。
まぁキーワードなんですけど。
原題も『ST. VINCENT』で、聖人ヴィンセントが直訳になりますね。



オリバーの母親マギーは旦那と離婚しており、親権問題でモメてます。
父親不在のオリバーにとって、ヴィンセントは反面教師でありつつも、男らしい世界を教えてくれる父親的な存在になります。
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一文無しのヴィンセントは小遣い稼ぎのために、オリバーのシッターをするのですが、いつも一緒にいるうちに、
ヴィンセントがボケた妻の元に欠かさず見舞いに行ってること、妻の洗濯は自分でしてることなどがオリバーにもわかります。

この辺りで、ただの面倒な不良オヤジの可愛らしい一面が見えてきます。
ヴィンセントは妊娠しているストリッパーのダカのことも手助けします。

そうこうしていても、やっぱりヴィンセントの「クズさ」は治るわけなく、競馬で一点買いしてスッカラカンになり、とうとう脳卒中で倒れてしまいます。

みんなに助けられつつも、相変わらずのヴィンセント。
反省したりしないところがイイんですよね。

そんなヴィンセントをそばで見ていたオリバーは、学校の課題、「聖人」について調べます。
オリバーはヴィンセントを聖人として調べ、ヴィンセントがくちにはしなかった事をひとつひとつ調べていくのです。
このオリバーの利発さ、顔の良さ、そしてヴィンセントの生きる知恵がうまくハマっており、ハッピーエンドで幕を閉じます。
エンドロールもヴィンセントが歌っていたりして泣いて楽しめる作品です。


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