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【天空の蜂】

堤幸彦監督/2015日本
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ちょっとパニック映画的なテイストが入ってます。


愛知県の錦重工業小牧工場から防衛庁へ、最新型ヘリコプターの納入の当日。
ヘリコプターの設計者、湯原(江口洋介)は妻、篤子(石橋ケイ)と息子、高彦(田口翔大)を伴って、式典に参加しようとしていた。日頃から不仲な湯原夫婦は何かにつけ妻が嫌味を言う。湯原は妻と別れる事を決めていた。
妻が目を離した隙に、高彦と友達はヘリコプターに乗り込んでしまう。
ヘリコプターはテロリストに操られ、高彦たちを乗せたまま、遠隔操作されてしまう。






うまくまとまってる作品だとは思いますが、面白いか?と聞かれると難しい作品ですね。
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前半は、息子の救出作戦。
救出の様子を、地上の人々はテレビを見ながら状況を知る、という事になってるんですが、常に状況を「アナウンサーが実況で説明している」というやり方。
分かりやすいんですが、映像の中の映像を見てる事になるんで、いまひとつ緊張感に欠ける気がします。
それにしても、ヘリコプターのハッチって開いたままでも、そんなに風は吹かないんでしょうかね?

もちろん子供は無事に救出。
ハッキリ言って、ここが山場みたいなもんです。

後半は、テロリストの要求に従うメンバーと、テロリストを捜す人々。
テロリストの正体、背景などが徐々に判明します。


実行犯のテロリストは、雑賀(綾野剛)なんですが、その黒幕に、三島(本木雅弘)。
それぞれが、
原発問題、いじめ、下請け業者、そして見て見ぬふりをする名もなき一般人への恨み、が動機だと判明します。



それにしても、
・無意味なカーチェイス
・拳銃の奪い合い
と、緊張したシーンを入れたかったようですが、逆に無駄足のように思えました。

原発に関する問題を1995年に提起した、という事は評価できますが、無意味なカーチェイスと拳銃の奪い合いで、三島の動機が印象が薄れてしまうんですね。

この作品が「どちの立場にも立たない」としているから、観客に同情させる=思想に共感させるわけにはいかなかったからなのかも知れません。



最後、自衛隊に助けられた湯原の息子、高彦(向井理)が大人になって自衛隊員になってるシーンがあります。
これを蛇足と見るか、良い結末と見るか、ここらへんも意見が別れそうですね。


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