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【Dearダニー 君へのうた】

ダン・フォーゲルマン監督/2015アメリカ
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ジョン・レノンが新人歌手を励まそうとして書いた手紙があった、という実話から着想を得た話。


新人歌手のダニー・コリンズ(アル・パチーノ)は、雑誌のインタビューを受けていた。態度の悪いインタビュアーの質問にも真面目に答えていた。
それから30年後。大スターとなっていたダニーは全国ツアーの最中だった。ダニーの若い婚約者ソフィー(カタリーナ・キャス)は、ダニーの誕生日パーティーを開催した。そこでダニーの長年の友人でありマネージャーでもあるフランク(クリストファー・プラマー)から、特別なプレゼントを渡される。それは、30年前に受けた雑誌のインタビュー記事を読んだジョン・レノンが、ダニー宛に書いた手紙だった。






監督は、ダン・フォーゲルマン。
脚本家で、今回が初の監督作品です。
脚本は、『カーズ』『塔の上のラプンツェル』『ラストベガス』などを手掛けてます。


主演のダニー・コリンズ役は、アル・パチーノ。
『ゴッドファーザー』シリーズが有名ですが、アカデミー主演男優賞を獲得したのは、『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』という作品です。
今回は、監督自ら、アル・パチーノに出演交渉しに行き、実現しました。
アル・パチーノも、
「信じられなかったよ。この役を演じられる俳優は他にいくらでもいるっていうのに、ダンは私をほしがった。自分が予想もしなかった役を演じてほしいと言われた時は、それだけでもうOKなのさ。『ゴッドファーザー』でそういうことは経験済みだ。私がマイケル・コルレオーネ役に相応しいなんて、私自身でさえ思わなかった。だが、フランシス・フォード・コッポラ監督は私を選んだ。今回もダンは私の中に、あの役にぴったりの何かを見つけてくれたんだ。彼には本当に感謝しないといけない」
と話してます。
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親友でありマネージャーでもある、フランク役にクリストファー・プラマー。
現在85歳の超ベテランです。
『サウンド・オブ・ミュージック』、『目撃者』、『スタートレックVI 未知の世界』、などなどなど。
最近の出演作は、『ドラゴン・タトゥーの女』、『しあわせはどこにある』、『トレヴィの泉で二度目の恋を』。
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ダニーが滞在するヒルトンホテルの支配人メアリー・シンクレアに、アネット・ベニング。
『マーズ・アタック!』、『アメリカン・ビューティー』、『キッズ・オールライト』。最近では、『あの日の声を探して』。
アネット・ベニングの旦那さんは、『俺たちに明日はない』の主役、ウォーレン・ベイティです。
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ホテルの受付アルバイトの大学生、ジェイミーに、メリッサ・ブノワ。
米ドラマ『Glee』のオーディションに勝ち抜き、マーリー・ローズ役を獲得。
セッション』で振られる恋人役で出てます。
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ダニーの息子役、トム・ドネリーに、ボビー・カナヴェイル。
『ボーン・コレクター』、『踊るマハラジャ★NYへ行く』など。
最近はよく活躍していて、『ラヴレース』、『ブルージャスミン』、『ANNIE/アニー』、『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』、『アントマン』など、さまざまな役柄を演じてます。
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ダニーの息子の嫁、サマンサ・リー・ドネリー役に、ジェニファー・ガーナー。
米ドラマ『エイリアス』で主役を演じた人です。
映画もちょこちょこ出てるのですが、大ヒットが少ないですね。
『JUNO/ジュノ』、『ダラス・バイヤーズクラブ』ぐらいでしょうか。
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かつてジョン・レノンが新人歌手のインタビュー記事を読んで、彼に手紙を送った。
という実話に着想を得て書かれました。
手紙は雑誌の編集部に送られたのですが、編集部の人間が、
「ジョン・レノンの直筆なら高く売れるだろう」
と考え、手紙を本人に渡さず売却してしまいます。
その手紙は、あるコレクターの手に渡り、こんな出来事があった、と発覚したのです。

ここまでが真実。

実際に、イギリスのフォークミュージック界では名を知られているスティーヴ・ティルストンが、デビューして間もない1971年に、マイナーな音楽雑誌「ジグザグ」のインタビューを受け、そこで、「富と名声を手に入れたら、作る歌に影響が出ると思うか」と質問され、「大変な悪影響が出るだろうね」と答えました。
ティルストンは、他にもジョン・レノンの大ファンだと言っていたので、それがジョン・レノンの目に留まったんでしょう。
ジョンは、「富を手に入れたからといって、物の見方は変わらない」などと書き、電話番号まで書いていました。

この出来事を知った監督が、この映画の脚本を作ったのです。




「ヘイ・ベイビードール」の大ヒットでスターとなった、ダニー・コリンズは、今でも全国ツアーでホールを満員にするだったが、いつも昔の曲を歌うばかりで、人生にうんざりしていた。
そこに届けられた、憧れの人ジョン・レノンからの手紙。
この手紙を当時、受け取っていたら自分はどうなっていただろうか?と感じ、ダニーはツアーを中止し、それまでやっていなかった事をやろうとする。

まずヒルトンに滞在し、ピアノを入れて、数十年ぶりの曲作り。
そして、今まで1度も会った事がない息子に会いに行く事。

息子には邪見にされるが、気にせず日参し、息子の娘ホープ(ジゼル・アイゼンバーグ)が多動性障害だと知る。
ダニーはツテを使いまくり、ホープにぴったりな学校を探し出し、転校させる。
それに感謝した息子と距離が近づくものの、息子は白血病が進行しており、身重の妻に話す事が出来ずにいた。

ダニーは新曲作りを続けながら、息子の病院に付き添ったりする。
とうとう新曲が出来、お披露目ライブを開催するのだが、観客たちの「ヘイ・ベイビードールを歌って」という声に押し切られ、新曲を発表出来ないまま終わり、麻薬を吸ってしまう。
その姿を息子家族に見られ、ダニーは見限られてしまうが、再びやり直そうと、ダニーは決心する。

息子の白血病の検査結果を医者から聞くため、病院に向かうダニー。
驚く息子。そして不安な息子に、ダニーは今まで取ったメモを見せながら、
「医者は良い結果の時は、トムと話しかけ、悪い結果の時は、ミスタードネリーと言う」
そう教え、2人でトムと言われるのを祈る。
医者がドアを開け、「トム」と声をかけてくる。




アル・パチーノのハイテンション演技と、周りの実力派俳優の演技が見ものです。
ストーリーは予想通りと言うか、王道ですね。
人生の後半に何かのきっかけで自分を見つめ直し、やり直すという話。
だいたい、こういう話は本人か身内が治りにくい病気になったりするんですよね。
そこで家族の在り方とか、ありがたさを知るんです。
そんでもって、だいたい金持ちがどっかにいて、金で解決できる事柄が転がっているんです。
最後はハッピーエンド。

ストーリーが王道な分、安心して見れます。
俳優同士の掛け合いも楽しめます。

音楽も異例に許可が降りており、ジョン・レノンの曲ばっかり流れます。
許可出た分、使いきってやれ、というぐらいかかります。


映画の中、ダニーがコンサートで歌うシーンがあるのですが、そのシーンは、実際にグリーク・シアターで撮影されてます。
シカゴのコンサートの休憩時間に撮影されたので、観客たちはシカゴのライブに来た方々です。
6000人入るホールだそうです。
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